Jリーグキックオフカンファレンスが14日、都内で開かれた。16日のルヴァン杯、21日のJ1リーグ開幕を目前にした恒例のイベントで、J1各クラブの監督と代表選手1人が参加した。

サンフレッチェ広島から参加したMF松本泰志(21)は東京五輪代表を狙える存在だが、この日の会見では別の充実感があった。舞台上の全選手による記念撮影で、神戸のMFイニエスタと肩を組むことができた。

「すごくラッキーでしたね。僕が物心がついたころからのスター選手で、いつも見ていた。パス、トラップの置きどころ、すべての攻撃面で参考になる選手です」

横浜FCのFWカズ(三浦知良)ともあいさつできた。松本泰の父忠明さんと同世代だといい、「父と年齢が近いとは思えない。父もサッカーをやっていて、当たり前ですが、あんなに動けるはずがない」と苦笑い。2大スターと接点を持て、広島を代表して会見に参加したことには「こうやってクラブをアピールできれば」と収穫を口にしていた。