ガンバ大阪は20日、大阪・吹田市の練習場で23日の横浜F・マリノスとのJ1開幕戦(日産ス)に向けた練習を行った。宮本恒靖監督(43)が取材対応し、横浜について「自分たちのサッカーを信じているのがいい部分。チームとしてのやり方が確立されつつある。この時期にレベルの高い相手とやれるのは、我々の立ち位置が分かる」と警戒しつつ、対戦を心待ちにしている様子だ。2年連続で同じカードの開幕戦だが、昨年はG大阪が本拠で2-3で敗れている。

14年度に年間3冠を達成したG大阪だが、それでも開幕戦は苦手にしており、最近8年は未勝利(3分け5敗)。最後に勝ったのは11年に2-1でC大阪を下したダービーで、最近10年間でもこの1勝のみ。

しかも、その10年間はすべてホーム開催だった。今回は11年ぶりにアウェーで迎える開幕戦で、相手は昨季J1王者横浜。不利なデータが並ぶ開幕戦について、宮本監督は「表現は難しいが、もう開幕しているので」と、今季最初の公式戦、16日ルヴァン杯柏レイソル戦(ホーム)が開幕戦の意識で臨んだことを強調した。0-1で惜敗しており、横浜戦は第2戦のつもりで勝ちにいく。