セレッソ大阪の元日本代表で主将のMF清武弘嗣(30)が17日、今夏の東京オリンピック(五輪)の無事開催を願った。大阪市内での練習後、新型コロナウイルスの感染拡大によって、東京五輪の開催も心配されていることに「今は感染拡大が怖いし、早く収束してほしい」と前置きした上で、12年ロンドン五輪代表4位の原動力になった清武は熱い思いを語った。

「東京に開催が決まって盛り上がったし、今は開催してほしいという思い。僕もロンドンを経験しているので(もし延期などになれば選手の)気持ちがどうなるんだろうと思う。準備していたことが、また一からになる」とアスリートの思いを代弁した。

さらに「サッカーだけではなく、いろんな選手が準備しているのに、またリセットになれば、モチベーションの問題も出てくる」と続けた。「僕にとっても五輪はターニングポイントになった」と言うほどで、五輪で全試合に出場して実績を残した。とにかく無事にスポーツの祭典が開催されることを祈っている。

C大阪にはDF瀬古歩夢(19)が五輪代表候補になっている。