eJリーグオンラインチャレンジカップがこのほど、開催され、J1清水エスパルス代表の石上晴貴さん(19=大学生)が、ベスト16に入った。大会の振り返りとともに、近年注目度を高めるeスポーツの魅力を聞いた。

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J1清水代表の石上さんは、1回戦で格上のプロゲーマーを撃破してベスト16入りを果たした。「良い経験になったし、自信になりました。大好きなチームの代表になれて、すばらしい大会でした」と充実感を漂わせた。

静岡市出身で、現在は東海学園大(愛知)2年生。6歳の頃からゲームに触れ、特にサッカーゲームに多くの時間を割いてきた。「はじめは遊び程度でした。でも勝てないのが悔しくて、もっとうまくなりたいと思い、本気で取り組むようになりました」。上級プレーヤーのまねをしたり、自らの試合を分析。実力を伸ばし、昨年12月のウイニングイレブン2020(コナミ)の学生大会では全国ベスト8に進出した。

今後は大学生活に並行して、eスポーツの大会に参加していく。「これからもエスパルスの代表を続けて、大会優勝を狙います」と目を輝かせた。【古地真隆】