鹿島アントラーズが、13日にアルビレックス新潟との練習試合を行う。

12日の鹿嶋市内での練習後、MF和泉竜司(26)がオンラインで取材に応じた際、クラブが発表した。

全体練習の再開後、Jクラブとの練習試合は初めて。和泉は「練習試合だけど勝ち癖も大事。チームとしてやるべきことの再確認も、ゲーム体力や試合勘を戻すために抑えながらやることも大事。ケガしないよう意識しながら、今出せるものを最初から100%出して勝てればいいと思う」と、久しぶりの試合へ意気込みを語った。

ACLプレーオフ、ルヴァン杯初戦、リーグ開幕戦と無得点で3連敗した鹿島だが、3月に行ったJクラブとの練習試合では、計27得点とゴールを量産した。和泉も4得点と結果を残しており、リーグ再開後の活躍にも期待がかかる。「(味方を)見ずに(パスを)出せるくらいのイメージで、相手に分からないように、自分たちが共有意識を持てるように日々トレーニングしている。そういう部分を明日の練習試合で試すのもそうだし、ミスを恐れずに全員でチャレンジできたらと思う」と語気を強めた。【杉山理紗】