J3が27日に約3カ月半遅れの開幕を迎える。セレッソ大阪U-23は、ホームのヤンマースタジアム長居でガイナーレ鳥取と対戦。前日26日の練習後、今季から就任の村田一弘監督(51)、MF吉馴空矢(よしなれ・たかや、19)がオンラインでの取材に応じた。

村田監督は「選手たちが1つ上のステージで戦えるように。トップチームを目指す環境を整えてきた」。育成の場ととらえ、「特徴を伸ばせればトップで見てもらえる選手になる。個人を磨くことにフォーカスしている」と話し、なかでも注目する選手には「器用貧乏だった」というU-20日本代表MF喜田陽(きだ・ひなた、19)をあげた。

吉馴はJ3開幕を「待ちに待った」と話し、「昨年はアシスト3だったんで10ぐらいしたい。初ゴールも」と得意のドリブル突破からの具体的な目標を掲げた。