東京オリンピック(五輪)世代の柏レイソルDF古賀太陽(21)が6月30日、オンラインで取材に応じ、東京五輪の1年延期を前向きにとらえた。

古賀は1月のU-23アジア選手権にも出場し、東京五輪を今年のビッグイベントと位置づけていた。新型コロナウイルスの影響での延期に「今年開催されていたとしたら、正直、自分は18人に入れていないと思う」と自身の立ち位置を直視。今季からチームもJ1に復帰し「去年と違って、J1でやれるのは自分をアピールする上では一番の場所。アピールする時間が増えたのは、僕個人としてはすごくポジティブ」と巻き返しを誓った。

4日のリモートマッチでの再開カードは昨季2位のFC東京。強力な前線を誇る相手に「すごく気持ちを入れてまずは1対1で負けないように意識したい」と負けん気をあらわにし「画面越しでも伝わるような熱いプレーを見せたい」。公式戦再開と同時に東京五輪へ加速する。