J1川崎フロンターレは22日、岩手・陸前高田市の田んぼ「ふろん田」で収穫した稲を使用した日本酒の名前が「青椿」(あおつばき)に決定したと発表した。川崎Fは19年、農業の普及や復興などを高めるために、クラブマスコット「ふろん太」の名前をもじった「ふろん田」を誕生させた。田植えツアーや選手による苗の育成、現地での農作業などの活動を実施。地元酒造会社の酔仙酒造とともに日本酒を製造し、名前を募集していた。川崎市の市の木と陸前高田市の市の花が同じ「椿」ということと、フロンターレカラーの「青」が入った名前を採用した。

「青椿」(250ミリリットル)は8月1日から、川崎フロンターレのオフィシャルカフェ「FRO CAFE」で、700円(税別)で発売される予定。テークアウトの販売は調整中。