鹿島アントラーズの東京五輪世代U-23日本代表DF杉岡大暉(21)は、古巣湘南ベルマーレ戦で初先発するも、チームを勝利に導く活躍はできなかった。

終始ポゼッションで優位に立ちながらも、相手の堅い守備に引っかかる場面が多く、決定機は少なかった。

左サイドバックで出場した杉岡だが、攻め上がってチャンスを作る場面は少なかった。「揺さぶってチャンスをうかがいながらやるプランだったが、うまくいかなかった。最後はクロスを上げる場面が多かったけど、そういう場面を前半から増やしたかった」と、うまくボールを引き出せなかった前半を悔やんだ。全体的にミスの多かった試合に、「最後の精度は足りないし、組み立てはミスが多く、意図的に崩せている場面はない。全体的にまだまだ」。古巣との初顔合わせは悔しい結果に終わった。

ザーゴ監督は「やっていることは間違っていないと思う。しっかりと取りくみ続けて結果に結びつくようにしていきたい」と話した。