南極から等々力に向かって始球式!? 川崎フロンターレは13日のサンフレッチェ広島戦(等々力)で、南極・昭和基地とスタジアムを生中継でつないで始球式を実施する。

川崎市在住で川崎Fサポーターでもある国立極地研究所職員から南極行きを提案され、マスコット・ふろん太が第61次南極観測隊員“見習い”として5月から赴任中。今回の始球式は観測隊の活動を定期的にリポートして極地観測の重要性を伝える国立極地研究所との共催企画「難局物語2020」の一環で行われ、選手入場時には南極観測隊から激励メッセージを送られる。また、スタジアム内では南極で食べられている親子丼とカレー(いずれも700円)を販売。スタジアムの外では南極展を開催するなど、南極と等々力をつないださまざまなイベントが予定されている。

17日には川崎市立藤崎小学校で南極の隊員とリアルタイムで交信する「南極教室」を開催。小学4年生から6年生を対象に、地球環境や地球の歴史、宇宙の謎にまで迫る南極観測の現在を知ってもらう特別授業を実施する予定だ。