Jリーグは24日、14年シーズンからの約5年間に渡る入場者数虚偽が確認されたJ3ブラウブリッツ秋田へ罰金400万円の懲罰を課した件について、調査後の訂正入場者数をクラブ計測人数から2万5654人減とすることを発表した。

秋田が入場者数虚偽を行ったとされる14年から19年シーズン開幕戦までのJ3ホームゲーム全85試合の正確な入場者数について調査したところ、同クラブ役員のメモから14年~17年シーズンまでの「カウンターで計測した人数」が見つかったといい、筆跡やボールペンの鑑定の結果、信頼性のある情報と判断。情報のない残り約1年分については24日時点でメモなども見つかっていないが、メモのあった4年間の入場者数の信用性がある程度認められることから、クラブに残っていたカウントを公式数字として加算し、修正人数とした。

Jリーグは9月17日に秋田が14年シーズンから19年開幕戦までのJ3ホームゲーム全85試合の入場者数を正確に計測しておらず、その数字にも本来、入場者数に算入できないスタッフらを加えていたとして罰金400万円の懲罰を課すことを決定したと発表していた。