セレッソ大阪のMF西川潤(18)が海外への思いを封印する。チームは1日、約半年ぶりに報道陣に大阪・舞洲での練習を公開。今季出場7試合、1得点の西川は「試合に出られていない現状をしょうがないとは思っていない。悔しい、もどかしい思いが強い」と話した。

日本サッカーの将来を担うレフティーの実力は間違いない。ただ現状で満足な出場機会は得られていない。西川は「足りない部分があるから試合に出られていない」と話し、バルセロナなど強豪クラブが興味を示している海外移籍について「将来的にはですが、今はここで結果を残さないといけない」と断言した。

3日は勝ち点11差で追う首位の川崎Fをホームに迎える。西川は「メンバーに入れるかも分からない。その試合に出ないといけない」。梶野強化部長も現時点での海外から正式なオファーを否定。C大阪の至宝が正念場に臨む。【実藤健一】