北海道コンサドーレ札幌MFルーカス・フェルナンデス(26)が7日、札幌・宮の沢での全体練習に復帰した。

9月26日ヴィッセル神戸戦で左内転筋を痛めて離脱。前節3日ベガルタ仙台戦を欠場した。主力右ウイングバックは「練習に参加してみて痛みもなかった。いい状態。試合に合わせてしっかり準備したい」と、10日ホーム湘南ベルマーレ戦を見据えた。

昨季加入し、来日2年目のドリブラーは、J1出場通算50試合まであと1試合。復帰戦が節目の試合となる。「もっともっとチームへの貢献度を上げていきたい。うれしく思うけど、さらに試合数や記録をどんどん伸ばしていきたい」。19年2月23日開幕戦での日本デビューや、同5月22日ルヴァン杯で初ゴールを決めた相手だった湘南戦。5試合ぶり勝利を目指すメモリアルゲームへ「誰1人諦めている選手はいない。前を見て戦えている。必ずこの状況から脱出できる」と力を込めていた。