サガン鳥栖は、今季2度目の3連敗で10敗目を喫した。

この日、通常左SBを担うDF内田裕斗(25)を初めてボランチ起用するなど、攻撃に重点を置いて臨んだ。だが、金明輝監督(39)が「背後を取る動きは良かったが、思いのほか恐怖を与えられなかった」と話したように、相手の脅威にならなかった。

MF梁勇基(38)も「ボールを持って相手陣内にスムーズに行けるが、最後の崩しのところでテンポが上がらす、そこでミスが起き、シュートに持っていけないシーンが多かった」と反省した。

それでも、後半22分に見せ場はあった。FW林大地(23)がペナルティーエリア右から突破しPKを獲得。相手GKに阻まれたが、浦和相手に意地は見せた。