8年連続2ケタ得点中の浦和レッズFW興梠が今季初の2得点を挙げ、歴代4位に並ぶJ1通算154得点に到達した。

2-0で迎えた前半39分に自ら獲得したPKを決め、後半6分にヘッド弾で2点目。ベガルタ仙台戦は21戦20得点というキラーぶりを発揮し、8月29日の大分戦以来、50日ぶりのホーム戦勝利に貢献した。前田遼一に並ぶ歴代4位の通算得点数にも「記録が残ることはうれしいが、チームの勝利が前提。結果論で自分のご褒美。深く考えていない」と冷静だったが、無得点で4連敗を喫していたホームで白星を挙げたことに大喜び。「ふがいない試合、特にホームで勝てていなかったので、何より勝ててよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。