最近4戦未勝利(1分け3敗)で11位のヴィッセル神戸は、28日にベガルタ仙台戦(ユアスタ)を迎える。三浦淳寛監督(46)は27日、神戸市内での練習後にオンライン取材に応じ、4戦で10失点と崩壊気味の守備に関して言及した。

「うまくいかなかった時に、じゃあ、どこに戻るかとなれば基礎が一番大事。勝敗を分けるのは基礎、連係の部分。失点につながるケースが多いので、基礎を徹底することで改善はできる」。この数日間の練習は基本に立ち返る内容がメインだったという。

DFダンクレー(28)も「具体的に言えないが、繰り返し起こっている小さなミスが起きないための、チーム全体の練習ができたと思う。基本が一番大事なのは間違いなく、基礎あっての応用。幼い、基本的なミスが多いので、基本に立ち返った」と説明した。

また今後、ACLとJ1リーグ戦の強行日程を強いられる神戸は、戦力補強について「我々のクラブだけではなく、コロナ禍の影響があるので簡単に動けないのではないか」と、三浦監督は現有戦力で乗り切る方針を示した。