日本野球機構(NPB)とJリーグによる第20回新型コロナウイルス対策連絡会議が16日に行われた。

全国各地で感染者数がふたたび急拡大している中、両スポーツともにシーズンを続け、プロ野球は日本シリーズを残すのみ、Jリーグは終盤戦に入った。専門家チームの賀来満夫氏は「感染者が出てそのフォローもあるが、7月、8月で感染が急増した中、シーズンを続けてこられたのは意義がある」と話した。

Jリーグでは、ルヴァン杯決勝に進んでいる柏レイソルで複数の感染者が出て、同決勝が1月4日に延期となった。村井満チェアマンは、この事例も会議で共有したといい「症状者の初期症状に反応することがきわめて重要であると指摘をもらった」と話した。