J1自動昇格圏の2位につけるアビスパ福岡の長谷部茂利監督(49)が、25日に4年連続日本一を決めたソフトバンクホークスに続くJ2優勝を誓った。

26日の練習後、大宮アルディージャ戦(29日、ベススタ)に向けた取材にオンラインで対応。その中で、今年2月の宮崎春季キャンプで表敬訪問したソフトバンク工藤公康監督(57)との対面を引きあいに「4連覇という偉業を達成している方の手に(握手で)触れているわけですから、その勝ち運が宿っていると思いたい。優勝を目指す中、刺激を受けています」と、地元福岡の常勝軍団に続く覚悟を示した。

対大宮については「高木監督が攻守においてきちんとオーガナイズ(組織すること)している。いい選手もそろっている」と警戒しつつ、「先制点が大事になる」と勝負のポイントを掲げた。

緊張感の中、1試合の重みが増す残り試合へは「いろんな雰囲気を含めて1プレーが結果につながって行くので、いい方向に出るようにやっていきたいし、やってもらいたい」と期待を込めた。