北海道コンサドーレ札幌は8日、千葉県内でのキャンプをスタートさせた。朝、札幌市内のクラブハウスを出発して現地入りし、夕方から軽く体を動かした。MF宮沢裕樹主将(31)は「残り2試合とも勝てるようにチーム一丸となっていいトレーニングをしたい。1つでも上の順位でフィニッシュできるように」と話した。

異例の今季3度目のキャンプが始まった。今年は開幕前後の1~3月のタイ、沖縄、熊本でのキャンプのほかに、リーグ再開前後の6~7月にも千葉県内で約1カ月のキャンプを実施した。現在、札幌市内の気温は1ケタで寒さが厳しく積雪の可能性もあることや、ラスト2戦がアウェーであることで、シーズン終盤でのキャンプが実施されることになった。宮沢は「不思議な感覚」と話すも「キャンプをサポートしてくれる人に感謝してトレーニングできれば」と口にした。

この日、Jリーグは来季のJ1開幕を来年2月26日にする方針を決めた。宮沢は「チームとして今後のキャンプの日程が決まると思う。まずは今年連戦やいろんな環境で疲労がたまっているので、オフはまずは休むことを考えて、しっかり準備したい」と見据えていた。