ガンバ大阪が来季の新戦力に、韓国代表FWキム・ジション(24)の獲得に動いていることが31日、分かった。

同国Kリーグ江原に所属し、今季は23試合8得点で20年11月に代表に初選出されたばかり。184センチ、80キロの大型ストライカーながら運動量が豊富で、前線からの守備を求めるG大阪のサッカーに合致した。

キム・ジションは18年にプロ入りし、2年目の昨季は27試合10得点でKリーグの新人王に選ばれた。3年間の通算は62試合21得点で、22年W杯カタール大会出場も狙える逸材だ。江原から過去、G大阪がDFオ・ジェソク(現名古屋)を獲得した経緯もある。

来季4チームが降格となるJ1リーグ戦とACLの強行日程が待つG大阪のFWは、現有のパトリックと宇佐美に加え、広島を今季限りで退団のFWレアンドロ・ペレイラ(29=ブラジル)獲得が濃厚。キム・ジションを加えれば、4人を軸に課題の得点力量産が期待できる。韓国の若きスターとの交渉が注目される。