初出場の日本文理大付(大分)は、ほろ苦い初陣となった。

前半から相手の圧力に防戦一方。前半8分、ハンドからPKを献上。同17分にも勢いのまま加点された。

2点を追う前半30分、相手のハンドで得たPKを、主将のFW垣内太陽(3年)が、ゴール右に決めた。だが、試合巧者の相手に逃げきられ、FW垣内太陽(3年)主将は「プレスや球際の強さは聞いていたが、全国出場経験があり、想像以上だった」と点差以上の完敗。

大分大会決勝は、大分の3連覇を阻止して全国切符を手に入れた。攻撃力が自慢で、県大会では得点王(15得点)のFW垣内を軸に5試合31得点。一方で、4試合で失点した守備面には課題があり、そこを突かれた。