J1清水エスパルスに完全移籍での加入が内定しているDFウィリアム・マテウス(30=ブラジル)が5日、母国からオンライン記者会見を行った。「皆さんと多くの勝利を祝いたい。全ての力を振り絞って戦うことを約束する」と決意表明した。

昨季はブラジル1部のコリチーバに所属。リーグ戦24試合で1得点を挙げ、主将も務めた。左利きで主戦場は左サイドバック。果敢な攻撃参加が持ち味で「ブラジルでは育成年代から攻撃での働きを要求される。当時から培ってきたものが、今も生きている」と話した。

新型コロナウイルスの影響で日本への入国時期は現時点で未定だが、来日後にメディカルチェックを経て正式契約を結ぶ。「監督の要求に応えられるようにプレーする」と力を込めた。今オフ進む積極補強の一員だけに、主力としての活躍が期待される。