J2愛媛FCは6日、昨年は同じJ2で京都の監督を務めた実好礼忠氏(48)がトップチームのコーチに就任することを発表した。同氏は愛媛・愛南町出身で、高校時代は地元の名門・南宇和で全国高校選手権優勝を経験。今回、故郷のクラブで再び指導者生活をスタートさせることになった。

Jリーグではガンバ大阪のDFとして活躍し、J1通算236試合1得点。現役引退後はG大阪、名古屋グランパスなどでコーチを歴任した。

実好氏はクラブを通じて「愛媛FCに関わる全ての皆様、コーチに就任することになりました実好礼忠です。チームの目標達成のため全力を尽くします」とコメントした。

また、クラブは昨年までJ2モンテディオ山形でコーチを務めた青野慎也氏(41)のコーチ就任を発表。古巣へ5年ぶりの復帰となる。

スポーツダイレクターには、昨年は大分トリニータでユース(U-18)監督を務めた吉村光示氏(44)の就任を発表。同氏は現役時代は南宇和、サンフレッチェ広島、ヴィッセル神戸などでMFとして活躍した。