サンフレッチェ広島は19日、新型コロナウイルス感染症のPCR検査でトップチームの選手1人が陽性判定を受けたと発表した。広島のクラブから感染者を出すのは初めて。

16日に実施したJリーグによる定期検査で、最終的にこの日、医師により陽性が確定した。保健所による濃厚接触者特定を行った結果、選手、クラブスタッフにいなかった。

現時点で自宅療養中の当該選手を含めて、体調不良や発熱などの症状を訴える者は確認されていないという。今月中旬から開始された自主トレで、当該選手が使用した施設はこの日に消毒を終えた。

クラブは「これまで取り組んできた新型コロナウイルス感染症対策をさらに強化し、選手、スタッフ、関係者全員に再度、感染症防止策の周知、徹底を図ってまいります」とコメントしている。