今季J1に昇格した徳島ヴォルティスが7日、宮崎での2次キャンプを打ち上げたが、ダニエル・ポヤトス新監督(42)の来日メドは立たないまま、新監督不在で27日大分トリニータとの開幕戦(昭和電ド)を迎える可能性が高まった。

緊急事態宣言が3月7日まで延長され、新型コロナウイルスによる外国人の新規入国制限のため、新監督の来日、チーム合流は定まらない。ただ同監督は、1月16日にスペインからオンラインで取材に応じた際「問題とは考えていない、逆に挑戦だと考えている」と話し、キャンプ中も、チーム映像を見て指導。オンラインのスタッフ会議で練習メニューも指示してきた。

この日はJ2FC町田ゼルビアと練習試合を行い、1-5で敗れた。試合は甲本偉嗣ヘッドコーチが指揮。Jリーグ監督資格を持たない甲本氏だが、クラブはリーグに了解を得て、開幕後も新監督不在なら、甲本氏の代行準備が進められている。