J1清水エスパルスは鹿児島キャンプ8日目の8日、鹿児島市内で午前練習を行った。

DF鈴木義宜(よしのり、28)とFWディサロ燦(あきら)シルヴァーノ(24)が、オンライン取材に応じた。

大分トリニータから加入した鈴木義は、最終ラインの要として期待される。6日の練習試合・ジュビロ磐田戦(1△1)では、センターバックでプレー。「細かくポジショニングの修正はできている。ボールを奪う位置を明確にしたい」。ギラヴァンツ北九州から移籍したディサロは、2トップの一角に入った。キャンプ中も周囲の選手と積極的にコミュニケーションを図り、連係を深めている。「まだ探り探りの部分がある。100%の力を出せるようにしたい」と力を込めた。

9日は松本山雅との練習試合を行う。「完成度を上げていく」と鈴木義。ディサロも「連動した攻撃をする」と続けた。実りあるキャンプ最後の実戦にするつもりだ。