新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生し、2試合連続でJ1リーグ戦が中止となっていたガンバ大阪は6日、休止していたチームの全体練習を7日から再開すると発表した。既に10日の大分トリニータ戦(パナスタ)で試合再開を目指すことは発表している。無事に開催されれば、大分戦が今季ホーム開幕戦になる。

クラブによると、5日にJリーグ公式PCR検査を選手、スタッフ対象に実施した結果、既に陽性判定を受けている6人(選手5人、スタッフ1人)を除き、全員の陰性を確認。さらに吹田保健所の検証の結果、最終的に濃厚接触者なしという見解を得たという。

既にJリーグ、大阪府、吹田保健所との協議で、感染予防策のさらなる徹底を図ることなどで、チーム活動や試合開催は可能であるとの方向性を受けており、陽性判定を受けた6人を除いたメンバーで練習、そして試合に臨む。

G大阪では計6人が陽性判定を受け、3日アウェー名古屋戦と6日ホーム鹿島戦が中止になった。5日に大阪府からクラスター認定を受け、Jリーグのガイドラインでは通常3週間程度はチーム活動が休止となるが、今回は関係各所と慎重に話し合った結果、対策を万全にした上で早期スタートを図る。