0-2で敗れた前節秋田戦からスタメン5人を変えて臨んだJ2ジェフ千葉が、今季4試合目にしてうれしい初勝利を飾った。

前半20分。右コーナー付近に転がったボールをルーキーFWブワニカ啓太(18)が相手DFと競りながらもフィジカルの強さを生かして奪取。これをつないで最後はMF高橋壱晟(22)がゴール正面から今季初得点となる左足ミドルを決めた。

千葉は後半30分すぎから5バックを敷き、最後まで集中力を切らさずに1点を守りきった。

高橋は「練習からミドルシュートはやっていたので、落ち着いて蹴り込むだけでした。開幕から3試合勝ててなかったので、次こそはという気持ちで1週間トレーニングしてきたので、その成果が出たと思います」と喜んだ。

尹晶煥監督(48)も「選手たちが自信を持って戦ってくれた。最後まで集中していて、勝ちたい気持ちが伝わってきた」と評価。次節ホーム琉球戦に向け「1試合1試合、決勝のような雰囲気で戦いたい。選手も今日の勝ちが自信になると思うので、次の試合につながるようにやっていきたい」と力を込めた。