J1で7位のサガン鳥栖は9日、本拠地の佐賀・駅前不動産スタジアムで午前中に練習を行い、ホーム横浜FC戦(11日)に備えた。

ただ、現在2連敗中で3戦未勝利(1分け2敗)。特に3戦連続無得点と攻撃面で苦しんでいる。

決定力不足解消が課題だが、キーマンとして期待されるU-24(24歳以下)日本代表FW林大地(23)は「チームのために走ってプラスアルファで点が取れたらいいと思う」と、4戦ぶりの得点へ気合十分だ。

敗れたセレッソ大阪、川崎フロンターレ戦を振り返り「点が取れていないので、FWとして責任を感じている」。監督が交代した横浜FCの印象については「守ってカウンターで来ると思う。カウンターに注意したい」と警戒した。

一方で、点を取るための手段については「勇気を持って前に向かわないと(味方から)パスが出ない。相手どうこうより味方とのコミュニケーションを大事にしたい」とし、前線でのコンビネーションを重視した。【菊川光一】