清水エスパルスはアウェーで横浜F・マリノスに1-2で敗れた。FWチアゴ・サンタナ(28)の2試合連続ゴールで追い付くも、終了間際に痛恨の失点。今季初の連勝を逃した。

19日のルヴァン杯で1-5で大敗した相手に対し、この日は5バックを採用。序盤に先制されたが、相手の強力なサイド攻撃を封じつつ、カウンターからゴールに迫った。前半41分、クロスを合わせたサンタナの今季6点目で追い付いた。「DFの背後をとれた」。ロティーナ監督(63)は「プラン通りに戦えていた」と話す通り、前半は互角以上の内容を演じた。それでも「2点目を奪うチャンスを決めきれなかった」。好機を逃すと、後半は相手ペースに。特に最後の20分間は押し込まれる展開が続き、同44分に決勝点を許して悔しい黒星を喫した。

今後リーグ戦は約3週間の中断に入る。次節は6月23日、アウェー仙台戦。貴重な中断期間で課題の修正を図る。