ブンデスリーガ1部・シュツットガルトへの期限付き移籍が決まったJ2磐田MF伊藤洋輝(ひろき、22)が24日、決意を口にした。この日は磐田市内での練習に参加。かねての夢が実現し「小さいころからヨーロッパでやることを目指してきたので、迷うことなく決めた」と明かした。

取材で何度も繰り返した言葉は「結果を残すことだけを考えたい」。移籍先のクラブではセカンドチームでプレーする。「まずは練習から自分の立ち位置を確立しなければいけない」。当面の目標はトップチームでのプレー。同クラブに所属する日本代表MF遠藤航(28)には23日に連絡したといい、「頼れるところは頼りたい」と、“弟子入り”を志願した。

伊藤は浜松市出身で中学から磐田の下部組織でプレー。年代別日本代表にも選ばれてきた。将来は「ワールドカップ(W杯)のピッチに立つことが目標」。さらなる飛躍を目指し、海を渡る。【神谷亮磨】