J1サガン鳥栖の福岡淳二郎社長(65)は1日、金明輝監督(40)によるパワーハラスメント行為についての告発文書が日本サッカー協会に届いた件でホームページで謝罪した。

金監督は練習で選手に足払いをし、3試合の指揮資格停止処分を受けた。だが8月14日の浦和レッズ戦から指揮に復帰。第三者委員会の調査を経て、さらなる処分は不要という結果に至っていた。だが選手らに対して継続的に暴力、暴言といったパワーハラスメント行為に及んでいるとの匿名の告発文書が、同協会に届けられていた。

同社長は「このたびの、金明輝監督に関する一連の報道に関し、ファン・サポーターの皆様ならびにスポンサー様をはじめ、クラブに携わってくださる関係者の皆様には、多大なるご心配をおかけし、大変申し訳ありません。弊クラブとしましては、現時点においてJリーグおよび日本サッカー協会からの詳細な連絡を受けておりませんので、正確な情報を把握した後、今後、対応の必要性が出てくれば、誠意をもって迅速に取り組んで参ります」と謝罪した。