浦和レッズは川崎フロンターレと引き分け、2戦合計4-4としたが、アウェーゴールの差で準決勝進出を決めた。

前半8分、浦和はDF岩波のロングフィードに抜け出したMF江坂がエリア内でシュートを放ち、先制点を決めた。

対する川崎Fは同40分、連係で崩してエリア内に運ぶと、FW小林からパスを受けたFWレアンドロ・ダミアンのゴールで同点に追いついた。

第1戦は1-1の引き分けだったため、この時点で180分合計スコアは振り出しに。ともに準決勝進出のため追加点が欲しい中、後半32分に川崎FがMF脇坂の左CKからDF山村が打点の高いヘディングを決めて、ついに逆転に成功した。続く38分には、再び脇坂の左CKから今度はMFジョアン・シミッチがヘディングで追加点を奪った。

しかし浦和は後半42分、途中出場のDF西がゴール前にパスを送ると、相手のクリアがこぼれたところを、同じく途中出場のFWユンカーが押し込んで1点を返した。

後半ロスタイム2分には、浦和がDF槙野を投入。すると後半ロスタイム4分、浦和は左CKのこぼれ球に槙野が詰めて、同点に追いついた。

そのまま3-3で試合は終了。劇的な幕切れで、浦和が準決勝への切符を手にした。