11日に北海道コンサドーレ札幌と対戦するセレッソ大阪は10日、試合前日の記者会見を行った。8日にアウェーで3-0と快勝した相手だが、小菊昭雄監督(46)はポイントとして「相手の強い守備に対して、チームで同じデザインを描き、前へ囲んでいけるか。スペースを共有できるかがキーになる」と引き締まった表情で説明した。

指揮官は8月下旬に、レビークルピ前監督(68)の後任として就任。すぐに大阪ダービーを迎え、敵地で1-0で勝利。ルヴァン杯もアウェーで大勝して逆転した。しかしホームでの勝利がまだない。DF瀬古歩夢(21)は「自分自身もアウェーで2連戦してアウェーでしか勝てていない。しっかりホームで勝って小菊さんを笑顔にできるように頑張ります」と笑顔で誓った。

監督へホームでの初白星を届けるため、チーム一丸で戦っていく。