サンフレッチェ広島は3月以来となる今季2度目の2連勝はならなかった。城福浩監督(60)はシュート3本に終わるなど、完封負けした一戦に悔しさをにじませた。主な一問一答は次の通り。

 

-試合の総括

城福監督 今日(会場に)来てくれたファミリー(サポーター)と喜び合いたかったができずに残念。悔しい思いをさせてしまった。前半は入りは悪くなかったが、途中からマイボールの時間が少なかった。相手に渡してしまうことが多く、我慢する時間が続いた。

後半は立ち位置を確認し、試合に入った。攻守においてそこを改善しながら、早めにメンバーを代えていこうと思った。(後半11分の)3人(同時)交代は、準備していた中で(その1分前に)失点してしまったところは悔やむところ。

しっかり強度の高い守備をやることと、そのためにもマイボールを増やす、その両輪が必要。攻撃のところがマイボールの時間が少なかったので改善していきたい。

-DF荒木、MF柏が試合中に負傷した

城福監督 よりプレーするにはリスクがある方(柏)を交代した。そういう意味では、荒木はテーピングすればプレーを続けることは可能だと聞いたので(そのまま出場させた)。最悪は最後、1トップに上げてフィールド残り9人でやろうと思ったが、ポジションを変えずにやれるという判断だったので、荒木はそのままのポジションでやらせた。あの状況でプレーを続けるのが難しかった柏は(次節)札幌戦は常識的には難しい。できるだけ早く戻れるようにサポートしたい。