ガンバ大阪が1-0でアウェー横浜F・マリノス戦を制し、2連勝でJ1残留に王手をかけた。GK東口順昭(35)が史上6人目となるJ1通算100試合完封を果たし、MF倉田の今季初ゴールとなる決勝点を守り抜いた。

J1通算350試合出場の節目だった守護神は「横浜相手に達成できるとは思っていなかったが、仲間が本当に体を張って守ってくれた。気がついたら98とかだった。もうそんな数字かという感覚」と大台到達を喜んだ。屈指の攻撃力を誇る横浜に20本のシュートを浴びたが、動じなかった。

曽ケ端(鹿島)の169試合を筆頭に100試合到達は6人目の快挙。18年途中からのフルタイム出場は105試合で継続中だ。今季は下位に低迷し、決定的な失点危機が多かった中でビッグセーブを連発。ここまで34試合で完封は13試合を数える。倉田は「自分たちがシュートコースを切れば、止めてくれる安心感ある」と絶大な信頼を置く。

残り4試合でG大阪は勝ち点40に伸ばし、J2降格圏17位の徳島とは10差に広がった。18年W杯ロシア大会代表の守護神の活躍もあり、次節大分戦に勝てば無条件でJ1残留が決まる。【横田和幸】

〈GKJ1通算完封数ランク〉

169 曽ケ端準(鹿 島)

163 楢崎正剛(名古屋)

161☆西川周作(浦 和)

101 川口能活(相模原)

100☆林 卓人(広 島)

100☆東口順昭(G大阪)

※所属は現在およびJリーグ最終、☆は現J1

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