サガン鳥栖は前節優勝を決めた川崎フロンターレに大勝した。

ホームの鳥栖は立ち上がりからアグレッシブに入った。前半3分、右ウイングバックMF飯野七聖の縦への突破から、グラウンダーのクロスをDFの間で受けたFW岩崎悠人が合わせて先制した。今季初得点の岩崎はJ1初ゴール。

前半20分には、右サイド飯野のゴール前へのフィードにFW酒井がヘディングで追加点を決めた。

前半31分には再び飯野のドリブル突破を起点に、FW酒井のシュートが相手DFの手に当たったことで、鳥栖がPKを獲得。これをMF小屋松が決めて、前半を3-0で折り返した。

後半、川崎Fは左サイドバックをFW旗手からDF登里に変更。日本代表に選出されている旗手は、MF脇坂に代わって中盤に入った。

選手交代やフォーメーション変更で後半は川崎Fが流れを引き寄せたが、途中出場DFジェジエウがわずか2分で負傷するアクシデントもあり、後半ロスタイムにFWレアンドロ・ダミアンが1点を返すにとどまった。

鳥栖はリーグ戦7試合ぶりの勝利を収めた。川崎Fは今季最多3失点で、リーグ戦9試合ぶりの黒星を喫した。日本代表に選出されたDF山根とFW旗手はフル出場し、DF谷口はベンチ入りしたが出番はなかった。

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