J2降格が決まり、シーズンを最下位で終えた横浜FCは4日、上尾和大代表取締役社長(36)と服部健二ゼネラルマネジャー(48)が退任すると発表した。

上尾氏は「日頃より横浜FCの活動に多大なるご支援、ご協力をいただいておりますパートナー企業の皆様、地域・行政を始めとするホームタウンの皆様、本日スタジアムにお越しいただけていないファン・サポーターの皆様、2021シーズンは非常に厳しいシーズンとなりましたが、横浜FCへの応援・サポート誠にありがとうございました。また本日も多くのファン・サポーターの皆様に三ツ沢までご来場をいただき、選手への熱い応援をいただきましてありがとうございました。さまざまな制限がある中、こうして多くのお客様にお越しいただけるだけで非常に大きな力をいただいておりました。皆様には横浜FCの勝利を信じ、最後までその思いを込めていただきましたが、本日の結果も含め、J1残留を果たせなかったこと、共に戦っていただいております皆様のご期待に応えられなかったことを非常に重く受け止め責任を強く感じております。今シーズンは最後まで『なぜ結果が出ないのか』『その要因は何なのか』『どう改善するのか』と試行錯誤する日々でした。試合の結果自体は皆様の目の前で起こる90分の出来事ですが、その結果を左右するのは、日々の小さな積み重ねの差だと痛感しております。選手やチームスタッフだけではなく、クラブスタッフの日々の業務の積み重ねも含めて、1つ1つが今シーズンの結果につながっていたのだと思います。今シーズン味わったこの悔しさをひとり一人が胸に刻み、必ずこの舞台に戻ってくるために日々全力で取り組んでくれると信じています。私自身の悔しい想いは残るスタッフに託します。次の横浜FCの未来を築くための体制、皆様が期待をもって応援いただけるような体制を整え、引き継いでいくために、最後の1分、1分1秒まで全力を尽くして参ります。約4年間本当にありがとうございました」とコメントした。