J1サガン鳥栖の金明輝監督(40)が今季限りで退任することが19日、分かった。近日中に正式発表される。後任は未定。

クラブとしては、主力を引き抜かれる中での今季7位の手腕を評価して、来季続投の方針だった。だが、金監督が選手に行ったとされるパワーハラスメント行為に関して、現在Jリーグ独自の調査結果待ちの状況。関係者によると、自身の進退の遅れがチーム編成に影響することを考慮した上での本人の退任判断だという。

金監督の去就に関しては、福岡淳二郎社長(66)が5日のファン感謝イベント後取材に応じ、来季続投可否は、Jリーグによる「パワハラ判定」の結果次第との考えを示していた。