青森山田は危なげない試合運びで大津(熊本)を下して、3大会ぶり3度目の優勝を飾った。

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過去2大会は決勝戦で敗れて涙をのんだ。勝利を告げるホイッスルが鳴ると、黒田剛監督(51)は目に涙を浮かべて、手で顔を覆った。

悲願の優勝に、黒田監督は「本当にプレッシャーの中、努力に努力を重ねてやってきた1年でしたので、選手たちの頑張り、本当に、褒めてあげたいです」と選手をねぎらい、大会運営に携わった方への感謝を述べた。

夏の高校総体(インターハイ)、高校年代最高峰のプレミアリーグEASTを含めた“3冠”を達成した。

偉業を成し遂げた指揮官は、「春先に主将の松木が掲げた3冠は、果たしてそんな甘いものではないだろう、苦しいぞ、と話をしながら来ましたけど、まさか100回大会、記念すべき年に全てのタイトルを取れるのは、夢のようです。すばらしい選手に恵まれて、幸せな気分です」。選手に感謝しながら、高校年代最強を極めた喜びをかみしめた。

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