FC東京に加入する青森山田MF松木玖生(18)が、高体連出身としてはクラブ史上初となる新人開幕スタメン入りを狙う。15日に行われた新体制発表会で、青森からオンラインで参加。青赤のユニホーム姿で「今季から結果を残したい。まずはスピード感に慣れて、守備力や推進力を出したい」と力強く語り、開幕スタメンを目標に掲げた。

今冬の高校選手権では、主将として圧倒的な強さで優勝したチームをけん引。主なポジションはボランチだが「任されたポジションはどこでもやりたい」と意欲は十分だ。一方でプロ1年目という立場も客観的に見て「負けん気を持ちつつ、聞く耳を持って、下からはい上がりたい」と語った。まずはキャンプでアルベル新体制のサッカーにアジャストし、開幕スタメン、そしてゴールという鮮烈デビューを目指す。