NPB(日本野球機構(NPB))とJリーグが合同で開催する48回目の「新型コロナウイルス対策連絡会議」が7日、オンラインで行われた。オミクロン株の感染が拡大する中、Jリーグでは検査のあり方について、専門家の意見をあおいだ。

Jリーグでは昨季まで、2週間に1回、Jリーグ主管でのPCR検査を公式検査として行ってきたが、今季は、1週間に2回の感度が高い抗原定性検査を各クラブの自主検査の位置づけて運用している。村井満チェアマンは、抗原定性検査とPCR検査の一致率の数値を報告したことを明かし「分母は50人弱だが、7割強が一致する」とした。ただ、オミクロン株は感染後、人にうつすまでの期間のサイクルが2・6日で短期間でウイルスが増殖する。村井チェマンは「抗原定性検査を受けた24時間後にPCR検査を受けたら、抗原検査での陰性が、24時間後のPCR検査で陽性になる事例が4つぐらい出ていた」と報告した。

8日の実行委員会では、1週間に2回の感度が高い抗原検査をベースに、チーム内に陽性疑いが出たら、試合当日の検査もプラスして行うことを協議する予定。検査キット不足が問題になる中、村井チェアマンは「リソース全体を圧迫しない程度の、1試合25人ほどの検査が可能になるように運用したい。実行委員会で協議して決めたい」とした。

また、東京など13都道府県で、13日に期限を迎えるまん延防止等重点措置が延長することが検討されている。Jリーグでは開幕の時期と重なり、当初掲げた「観客満員」から2万人以下に制限せざる得ない状況になってきた。

村井チェアマンは「試合実施する都道府県の知事の判断をベースに」としているが、専門家からはマスク着用とソーシャルディスタンス、会話を控えることで感染リスクを軽減できるとの提言を受けており、「待機列でのスムーズな運用も準備し、対策を用意したい」と話した。