セレッソ大阪の就任2年目となる小菊昭雄監督(46)が11日、本拠地ヨドコウ桜スタジアムで開催された恒例イベント「サポーターズコンベンション」で、約500人のサポーターに必勝を誓った。

「毎日の練習は非常に強度が高く、バチバチやっています。既存の選手と新加入選手が、互いにリスペクトしながら戦術を上積みできている実感がある。現時点では90%のところまできている。ここから1週間、100%に持っていけるようにいい準備をしていきたい」

19日のJ1リーグ開幕横浜Fマリノス戦(アウェー)に向け、確実に状態は上がっているようだ。

今季の目標については「(J1で3位以内に入って来季は)再びアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で戦いたい。そしてタイトル獲得。この2つの目標を達成できるように、みなさまと1戦1戦、全力で戦う。みなさまの熱い思いが我々の大きな力になっている」とあいさつした。

新加入選手たちも続々と決意表明した。J2ファジアーノ岡山から加入のMF上門知樹(うえじょう・さとき、24)は「サポーターからは得点力を期待されていると思うので2桁を取りたい。まずは背番号(7)以上の得点でチームに貢献したい」と意気込んだ。

2年ぶりに復帰したブラジル人のFWブルーノ・メンデス(27)は「こんにちは、再びC大阪のユニホームを着られてうれしい。タイトルを取れるように頑張っていきましょう」と笑顔を見せた。

柏レイソルから2年半ぶりに復帰したDF山下達也(34)は「自分らしくプレーして、みなさんが応援したくなるようなチームになるように、最年長としてしっかりチームを支えたい」とコメント。入国制限のために来日できていないブラジル人のFWジェアン・パトリッキ(24)は「サポーターのみなさんの期待に応えられるように頑張ります」などと、ビデオメッセージを寄せた。