J1リーグ開幕対戦カードのオンライン記者会見が15日、行われた。19日のガンバ大阪-鹿島アントラーズ(午後2時、パナスタ)は、G大阪がFW宇佐美貴史(29)、鹿島はMF荒木遼太郎(20)が参加した。

鹿島荒木は「ここ最近開幕戦で負けが続いて開幕からいい形で来られてないので、今年こそ全力で勝っていい流れをつかめるように」と開幕ダッシュを誓った。

荒木は入団2年目の昨季、36試合10得点を挙げ、94年城彰二以来、2人目の10代での2桁得点を記録。クラブでは安部裕葵以来、4人目のベストヤングプレーヤー賞を受賞し、今年から背番号は「10」に変更された。

昨季は開幕戦で得点を決め、2年連続のゴールへ期待も高まるが「自分の結果もそうですが、チームが勝つことが最優先なので、その中で自分が得点できればいいかなと思う」と冷静だ。

クラブでは初の欧州出身指揮官となるスイス人のレネ・バイラー監督(48)が就任したが、入国制限で来日できていない。「今年は若い選手が多いチーム。その中でもキャプテンの聖真君(土居)を中心に若手らしく、勢いを持ってタイトル獲得に向けて、バイラー監督はまだ来てないが今は岩政さん(コーチ)を中心にやっていきたい」。

昨季の4位からどこまで上積みできるか、開幕戦の白星で勢いに乗る。