ガンバ大阪の元日本代表GK東口順昭(35)が、鹿島との開幕戦でベンチを外れた。クラブ記録のJ1連続試合フルタイム出場が109試合でストップ。18年11月から9810分連続でプレーしてきた偉大な記録(J1全体では鹿島曽ケ端の244試合)だった。

FWパトリックの一発退場もあり、就任初采配を1-3の完敗で終えた片野坂監督は、守護神の欠場に「けがといえば、けが。もちろん開幕の先発でプレーしてほしかったが、状態がよくなかったので回避した」と説明した。

代役で先発した29歳GK石川は仙台時代以来、6年ぶりのJ1通算3試合目の出場。何度もビッグセーブを見せたが「ガンバの守護神はヒガシ(東口)さんで変わらない。僕が踏ん張って結果を出せればよかったが」と話した。11年ぶりのホーム開幕白星を逃し、次戦で改めて再出発を図る。