ヴィッセル神戸の三浦淳寛監督(47)は22日、23日のJ1リーグ第9節浦和レッズ戦(埼玉)に向けたオンライン取材に応じた。

19日の名古屋グランパスとの開幕戦(アウェー)をコンディションの問題で欠場した主将MFアンドレス・イニエスタ(37)について、指揮官は改めて慎重な姿勢を示した。

「状態はよくなってきていると思う。もちろん100%かといったら、まだ100%ではないが、状態は思ったほど悪くはない。いい状態に近づいている。(浦和戦は)起用しようと思えばできるが(その後も)連戦もあるので、そのへんはしっかり考える必要がある」

18年夏に神戸に加入したイニエスタは、埼玉スタジアムでのJ1の試合は20年までの3年間、すべてベンチ外で欠場。4年目の昨年5月22日、初めて先発でプレーしたものの、0-2で完敗していた。

今回の試合はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場する関係で、第9節が前倒しで実施される。ともに上位候補と期待されながら開幕戦を落とし、今回の2戦目は今季初勝利を懸けた戦いになる。