川崎フロンターレは25日、26日に開催される第2節鹿島アントラーズ戦(カシマ)で、DAZN(ダ・ゾーン)視聴とともに楽しめる企画として、副音声アプリ「Digvoice」を活用した実況解説をトライアル開催すると発表した。クラブOBで川崎フロンターレクラブ特命大使の中西哲生氏(52)と、日本屈指のJ2ウォッチャーでお笑いタレントの平畠啓史氏(53)を進行、解説役に招き、裏解説や忖度(そんたく)無しのガチンコトークを展開する。

配信は試合開始5分前の午後2時55分から、試合終了まで。「Digvoice」では、チャットメッセ-ジを利用した双方向のやりとりも可能。パーソナリティーに向けていろいろなメッセージを投げかけられる点も魅力の1つ。実況解説のように配信者からリスナーに向けた一方通行の配信ではなく、サポーターと一緒に盛り上げる。

DAZN(ダ・ゾーン)によれば、18日に行われた開幕戦の「多摩川クラシコ」川崎F-東京(等々力)のライブ視聴数が、DAZN(ダ・ゾーン)内の明治安田生命Jリーグコンテンツにおいて、過去最高数を記録した。これまでの歴代最高視聴数は、21年2月26日の開幕戦・川崎F-横浜。当時と比較して、143%という大きな数字を記録した。

スタジアムの入場制限が徐々に緩和されているが、コロナ禍で生まれた新たな観戦スタイルも継続している。現場で、自宅で、誰もがサッカーを楽しめる環境を充実させ、川崎FからJリーグを熱くしていく。