川崎フロンターレは、11日から2日間にわたり、東日本大震災の支援活動を行った。

メンバー外となったGK安藤駿介、DF登里享平、MF大島僚太が、サポーターへ向けてリモートで募金活動に参加。GK安藤は「震災から11年となりました。11年は長いと思う方もいるかも知れませんが、まだまだ復興していない部分があったり、被災した方にとってはあっという間だと感じる人もいると思います。この活動をここまで継続していることが大切で、12年、13年とこれからも続けていきたいと思います」。

DF登里は「震災が起きた年に陸前高田に行きました。震災のあった地域の映像なども見ました。すごくショックを受けたことを覚えています。そこから毎年、陸前高田にいきました。徐々に復興が進んでいるとは思いますが、まだまだ復興には支援が必要だなと思ってます。継続的に活動をしていきたいですね」。MF大島は「11年たちましたけど、まだまだ復興したとはいえない状況だと思います。僕らとして出来ることは小さなことかもしれませんが、継続して頑張っていきたいと思います。被災地の皆さんの力になれればと思います。これからも一緒に活動していきたいですし、一緒に頑張っていきたいですね」と広報を通じてコメントした。

前日の11日には、クラブスタッフ、マスコット(ふろん太、カブレラ)らがJR無南武線「武蔵溝ノ口」駅、東急田園都市線「溝の口」駅で、募金を呼びかけた。川崎Fは、クラブ独自の被災地復興支援活動として「東日本大震災復興支援活動Mind-1ニッポンプロジェクト」を11年に立ち上げ、「支援はブームじゃない」を合言葉に、継続的な活動を行ってきた。