ジュビロ磐田は悔しい引き分けに終わった。

0-0で迎えた後半15分に相手DFが1発退場。数的優位となり、再三の決定機を作った。同24分には静岡学園高から今季加入したMF古川陽介(18)が途中出場。得意のドリブルで攻撃を活性化させると、28分にはクロスからFWファビアン・ゴンザレス(29)の決定機を演出した。

【ニッカン式スコア】東京ー磐田 詳細スコア

伊藤彰監督(49)は「いい攻撃ができていた中で決めきることができなかった。チーム全体、個人のクオリティーを上げなければいけない」と総括した。終盤にはFW杉本健勇(29)やMF鈴木雄斗(28)ら主力を投入。後半だけで12本のシュートを浴びせたが、ゴールが遠かった。

10人の相手を崩しきれず、スコアレスドロー。それでも、指揮官は「若い選手が躍動し、今後に期待感を持てたゲームだった。次につなげていきたい」と気持ちを切り替えた。