浦和レッズは8日、スイス1部リーグのセルヴェットから完全移籍したFWアレックス・シャルク(29)のオンライン入団会見を行った。

5日に合流したばかりだが、新たなチームに対して絶賛の嵐だった。「非常にアメージング、素晴らしい環境に来た。全てがパーフェクト。練習場、ピッチコンディション、周りの選手の質、練習に対する姿勢、全てが質の高いもの」。

U-20、21オランダ代表経験があるストライカーは、オランダ、スコットランド、スイスとさまざまな土地を渡り歩いてきた。今回浦和からのオファーに「自分の体が新しいチャレンジを求めていたタイミング。このプロジェクトにものすごく興味もって興奮した記憶がある」と振り返った。

トップと左ワイドを主戦場とし、得点能力はもちろん、走る量も多く前線からの積極的な守備も武器。「常に100%、120%を、1分1分どの試合でも最後まで戦い続けるメンタリティを持っていると自負している」。献身的な姿勢も日本にぴったりはまりそうだ。

欧州での愛称は「シャルキー」。今月始まるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)にも出場可能だ。先月加入したMFモーベルグに続き、課題だった攻撃力を強化する補強となった。現在8位のリーグ戦でも、アジアの頂点を目指す戦いでも、チームを引き上げる存在になりそうだ。